Salvia regla は秋も深まってからオレンジ色の長い大きな花が咲く．このサルビア，冬は完全に落葉し枯れ木のようになる．緑の葉が戻るのは4月の終わりごろになってからだが，寒さには意外に強いようで，だんだん大きな”木”になりつつある．今年はたくさん蕾を付けて嬉しい．"The New Book of Salvias"に「東に面した壁ぎわに植えると良い」とあったので，家屋の東側に植えてある．朝陽をあびてオレンジが綺麗だ．
Salvia regla
2007-10-21
次のサルビアはオーストラリアの人からSalvia ‘El Cielo Blue’ という名前でタネをもらったものだけど，‘Blue Chiquita’ だと思う．1つは鉢植えに，1つは花壇に植えてある．下のは花壇に植えた方だけど枝が伸びてとても元気．残念なことに耐寒性は弱いので，屋外では枯れてしまう．
Salvia ‘Blue Chiquita’
2007-10-21
オレンジの花が咲くSalvia oppositiflora の花は短い毛で覆われている．ペルー原産で，このサルビアも寒さにとても弱い．昨年は挿し芽をして薄暗い玄関で冬を過ごしたけど，今年は枝を切り詰めて鉢のまま取り込もうと思う．出来ればタネを付けてくれると良いのだけど．
Salvia oppositiflora
2007-10-25
こちらはSalvia sagittata ．前に育てたSalvia sagittata とは相当見た目が違う．三角形の葉は両者似ているけど，こちらは花を付ける茎が太くて背の高さも1mくらいになる．Salvia rumicifolia という名前でタネをもらったのだけど，素性を確認する必要がある．寒さには弱いので，挿し芽をしているところ．
Salvia sagittata
2007-10-25
最後は，カージナルセージと呼ばれているSalvia fulgens ．メキシコのプエブラ(Puebla) の南西で採取したタネを送っていただいたもの．今か今かと待ち望んでいたが遂に咲いた．葉はパイナップルセージ，Salvia elegans に似るが，花ははるかに大きく立派だ．もう少し早く咲いてくれると良いのだけど．このサルビアもSalvia microphylla と同様に花冠内の基部付近に一対の突起物がある．
Salvia fulgens
2007-10-28
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