Salvia urica
サルビア・ウリカ

Cabrillo Collegeの園芸学部のホームページにあるサルビアのリストでは，Salvia urica には背丈の小さなタイプ(Short form)ともっと大きいもの(〜1.8m，Tall form)の２種類が記載されています．ここにあるのは，背が低く30〜40cmちょっとで咲いているものです．

初夏からポツリポリツと咲きはじめています．青い色のサルビアだと，サルビア・ガラニティカを代表として背の高いものが多いですが，このSalvia urica は花壇の前の方でこんもりとした感じで育てられます．葉や，白い毛の生えた茎には，少しべた付きがあり，こすると甘い良い香りがします．

西川綾子さん著「サルビア」では，「冬は-3℃ぐらいまで耐えられるといわれるが，強い霜には当てない方が無難」とあり，耐寒性がかなり弱いようです．地植えにしてマルチングし，冬越しを試みましたが，茎から霜柱を吹き出す程の寒さに遭い，結局だめでした．

栽培記録
2002年春 苗を頂き，花壇に植え付け (from Bayさん)
2002年夏 開花

参考
耐寒性：-1℃，"The New Book of Salvias"より．