Salvia splendens (Scarlet sage)
サルビア・スプレンデンス

あまりに有名な，いわゆる普通のサルビアです．

和名は「緋衣草(ひごろもそう)」といい，緋色(ひいろ)の衣，赤い着物を意味します．

ガーデニングを始めて，このサルビア・スプレンデンス以外にもサルビアが存在する事を知るまでは，子供の頃から慣れ親しんだあの赤い花がサルビアそのものだと思ってました．幼なじみにサルビアの花の蜜を吸う遊びを教えられた思い出があります．ホウセンカ，朝顔，ヒマワリなどと共に，子供の頃の記憶の中に今も残っている花です．

花期が非常に長いので，地植え，プランター，寄せ植えなど色々使えます．鉢やプランターで育てる場合，定期的な肥料やりが必要です．また，咲き終わった花穂の処理や切り戻しなどもしておかないと，継続してきれいに咲いてくれません．

‘Bonfire’，‘Salsa’や‘Sizzler’など，数多くの園芸品種があり，花色とガクの色の種類も様々です．基本の赤の他に，紫，オレンジ，白，ピンクなどがあります．お隣さんに種から育てた紫色のサルビア・スプレンデンスを頂いて育てた事がありますが，結構渋くてよかったです．

それから，サルビア・スプレンデンス・バンヒューティ(Salvia splendens ‘Van Houttei’)という品種があり，こちらはワインレッド色の花がとても美しい宿根草です．

栽培記録
1999年春 紫色の苗を頂き，プランターで育てる
2000年夏 近所の園芸店で苗購入，プランターで育てる
2006年夏 苗を頂き，鉢植えで育てる (from きよしさん)