Salvia regla (Mountain sage)
サルビア・レグラ

明るい赤色の，非常に長い花筒を持つサルビアです．

メキシコとテキサスの山岳地帯に自生し，ハチドリにとてもよく好まれるそうです．ちなみに，reglaというのは，メキシコの町の名前だそうです．

種の大きさはサルビアとしては異例なほど大きかったです．最初の年は咲かず，2年目に開花しました．年々，大きくなって枝も増え，花もたくさん咲くようになりました．

冬季は全て落葉し，春に枝のあちこちから新しい芽が吹いてきました．冬の間，枯れたのかと不安になりましたが，枝を折って見ると中が緑色で生きていることを確認出来ました．最初の2年間は鉢植えで，冬は無加温のビニール室の中で越しました．3年目からは花壇植えにしましたが，屋外で冬越して大丈夫でした．

"The New Book of Salvias"によれば，休眠時期に深い剪定はしない方が良いとあります．軽く整える程度が良いと思います．2mくらいにまで成長するようですが，急に大きくなるわけではなく，年々幹が太くなって大きくなるという意味だと思います．2年目では1m程度でした．

栽培記録
2003年春 Seedhuntから種購入，種まき
2004年秋 開花
2005年春 花壇植えに
2011年夏 テッポウムシの被害により枯死
2014年秋 川端園芸から入手

参考
耐寒性：-9℃程度，"The New Book of Salvias"より．