Salvia ranzaniana
ハルノタムラソウ

ハルノタムラソウは，本州，四国，九州の山地や湿った谷間の木陰に生える日本固有のサルビアです．

背丈はとても小さく，小さいもので5cmくらいで咲くものもありました．茶色のガクに白い花を付けます．葉は他のタムラソウと名の付くサルビアと同様に羽状複葉となります．

ポット苗でいただいた時にたくさんタネが付いていたので海外の愛好家に送りました．タネを送った英国の友人からの報告では，彼の地では初開花ではないかということでした．彼の育てているサルビアの中でもっとも小さいそうです．

冬は軒下で越しましたが，葉は枯れることなく，庭にあるサルビアの中でいち早く開花しました．

栽培記録
2005年夏 苗を頂き，鉢植えで育てる(from はまうつぼさん)
2006年春 開花
2009年春 花壇植えに