Salvia sp. ‘Pseudo Nutans’
サルビア・スードウヌタンス

種を頂いて育てました．英語のPseudoとは「偽の」という意味．本物のnutansに対して，偽のnutansという意味かと思いますが，ヨーロッパ，ロシア原産の本物のSalvia nutnas とはまったく違った姿形をしています．元々，オーストラリアでSalvia nutnas という名前で間違って売られていたものだそうです．

原産地は不明ですが，Salvia uliginosa に似ていることから，おそらく中南米のどこかではないかと思います．交雑種であるという説もあります．茎は真っ直ぐに上の伸びてゆきます．葉の縁はぎざぎざしており，先端が尖っています．葉は擦ると特有の香りがします．花は薄いブルーで，白の蜜標が見えます．

鉢植えと，花壇植えの両方で育てました．冬期には葉はかなり変色して傷みましたが，ちゃんと冬越し出来ました．

栽培記録
2007年春 頂いた種をまく (from Annette Wright)
2007年夏 開花