Salvia przewalskii
サルビア・プルゼワルスキー

中国の甘粛省(Gansu)，湖北省(Hubei)，四川省(Sichuan)，西蔵=チベット自治区(Xizang)，および雲南省(Yunnan)の標高1,100-4,000mに分布するサルビアです．

中国語では「甘西鼠尾草 (gan xi shu wei cao)」と書きます．学名のprzewalskiiはロシアの地理学者，探検家であるNikolai Mikhailovich Przewalski (1839-1888) にちなんで付けられたそうです．

葉柄(petiole) が長く6-21cmにもなるとあります．葉の形は三角形-矛形(triangular-hastate)から長楕円形-皮針形(oblong-lanceolate)までさまざま．花の色はpurple-redやred-brownとありましたが，咲いた花の色は薄い色でした．交雑しているのかもしれません．

耐寒性は強く，冬の間はほとんど葉が無くなりましたが，春には新しい葉が地面から出てきました．

栽培記録
2009年春 Seedhuntから種入手，種まき
2010年夏 開花

参考
耐寒性：-12℃，"The New Book of Salvias"より．