Salvia namaensis
サルビア・ナマエンシス

種を春に播き，夏に開花しました．

背丈は1mに達するということですが，鉢で育てて40cm以下，小さくて可愛い感じです．花は小さく，また一度にたくさんの花が咲くことも無く，遠くから見るととても地味です．

しかし，ぎざぎざと分裂した羽状複葉(pinnate leaves)の明るい緑の葉が非常に特徴的です． 葉は擦るとややべとつきがあり，すっとした良い香りがあります．

一風変わった種小名は，ナミビアのNamaqualand(地名)に元々住んでいた，ホッテントット(Hottentot)の一部族であるナマ族(Nama)から来たのではないかと"The New Book of Salvias"に記述がありました．

耐寒性はあまり強くなく，寒さの厳しかった2005年〜2006年の冬に屋外で枯れてしまいました．

栽培記録
2004年春 Seedhuntから種購入，種まき
2004年夏 開花

参考
耐寒性：-4℃以下，"The New Book of Salvias"より．