Salvia melissodora (Grape-scented sage)
サルビア・メリッソドラ

サルビア・メリッソドラ(グレープセンテッドセージ)は，小振りな明るいブルーの花は上品でとても良い香りがします．言われてみれば確かに，その名の通り葡萄の香りです．種小名は，ギリシア語でミツバチを意味するmelissaと，香りを意味するodora から来ています．

"A Book of Salvias"によれば，グレープセンテッドセージの葉と種は，原産地のインディアンによって，数百年もの間薬用にされてきた歴史があるそうです．

春の植え付け後に一度咲いて，秋に再びたくさんの花を付けました．日野春ハーブガーデンのカタログ(2004年版)によれば，「樹高100〜200cmの木本」とあります．鉢で育てていますが，冬のダメージが小さければかなり大きくなるのかと思います．

最初に育てたときは，残念ながら冬の間に枯れてしまいました．二度目は屋外の無加温のビニール室で冬越しをしました．

栽培記録
2000年春 日野春ハーブガーデンから苗購入，鉢植えに
2000年夏 開花
2001年春 冬越しに失敗
2010年春 SORAMIMIハーブショップから苗購入，鉢植えに
2010年夏 開花

参考
耐寒性：-7℃，"A Book of Salvias"より．