Salvia macrophylla
サルビア・マクロフィラ

当初，Salvia sp. Tingo, Peru と暫定的に地名に因んだ名前を付けていましたが，最近になって専門家によりSalvia macrophylla と同定されました．"Peru Blue"や"Tingo Blue"という呼び名でも知られています．

非常に美しい青色の花で，めしべとおしべが外側に長く伸びているのが特徴です．下唇（lower lip）にははっきりとした２本の白い線（蜜標）があります．

葉は可愛い大きなハート型．新しい葉は２枚が合わさって閉じたような状態になって出てきます．種小名macrophylla の意味はずばり「大きな葉」です．

耐寒性は不明ですが，ペルー原産のサルビアなのでSalvia discolor と同様にとても寒さに弱いのではと思われます．冬越しは室内で行いました．

栽培記録
2004年秋 水戸市植物公園から入手
2004年秋 開花