Salvia lycioides (Canyon sage)
サルビア・リシオイデス

小さいながらも非常に美しい青色の花を咲かせるサルビアです．横に広がる性質が強く，鉢の縁からこぼれるように枝垂れていきます．

花の形はチェリーセージに似ていて，近い種だと思います．実際，Salvia greggii x lycioides というラズベリー色のハイブリッドの品種も作り出されています．Salvia greggii と比べると，茎も細く，葉も1.5cm程度と小さいです．

原産地ではその名の通り，標高の高い峡谷(canyon)や乾燥した石灰岩質の丘陵地帯などに生えているそうです．

ちなみに種小名のlycioides はナス科クコ属 (genus Lycium) に似ているからだそうです．

栽培記録
2002年春 Seedhuntから種購入，種まき
2002年秋 開花

参考
耐寒性：-12℃，"A Book of Salvias"より．