Salvia lanceolata
サルビア・ランセオラタ

Salvia lanceolata は南アフリカのCape of Good Hope(喜望峰)沿岸の限られた地域に分布するサルビアだそうです．海岸近くの砂地や標高400m以下の丘陵地などに生育します．

葉は近縁のSalvia aurea と同じように銀灰葉，種小名のlanceolataは「皮針形の」という意味です．葉は南アフリカでは料理に使われるそうです．花の色は特徴的で，咲き始めはオレンジで，その後は段々と錆びたような赤い色になります．

もともと一度にたくさんの花は咲かないと"The New Book of Salvias"にはありましたが，種まきをしてから3年経過して，やっと花が咲きました．育て方に問題があったのかもしれませんが，なかなか気難しいですね．

鉢で育て，冬は屋外で越しています．やや葉は傷みますが，ぎりぎり大丈夫のようです．

栽培記録
2005年春 Seedhuntから種購入，種まき
2008年夏 開花

参考
耐寒性：-4℃，"The New Book of Salvias"より．