Salvia x jamensis - yellow
サルビア・ヤメンシス (イエロー)

サルビア・ヤメンシス(Salvia x jamensis ) は，Salvia microphylla とSalvia greggii の自然交雑種で，両方の親と共にチェリーセージと呼ばれることが多いです．一般的には，Salvia microphylla ほどは大きくならず，葉がやや小振りで分枝を良くします．品種改良が盛んで，花色のバリエーションをたくさん見つける事が出来ます．

このサルビア・ヤメンシス・イエローは，日野春ハーブガーデンから購入したもので，小さくて可愛らしい花が咲きます．葉は長さ2.5cm以下で，形状は倒卵形(obovate) あるいは楕円形(elliptic)．葉の縁はなめらかで，表面はすべすべしています．花冠内の基部付近の突起物はありませんでした．

地植えにして育てていますが，最初のうちは他の大型サルビアに圧倒されて，いま一つ目立たなかったですが，段々と株が立派になって大きなサルビアの足元を飾っています．

耐寒性はまずまずです．晩秋か春の成長開始前に伸び過ぎた枝や古く折れやすい枝などを切って，株の形を整えるのが良いと思います．

栽培記録
1999年春 日野春ハーブガーデンから苗購入
2010年春 寿命なのか枯れてしまった

参考
耐寒性：-7℃以下，"The New Book of Salvias"より．