Salvia interrupta
サルビア・インテルプタ

アフリカ大陸の北西端に位置するモロッコが原産のサルビアです．アトラス山脈の標高400-1500mに分布するそうです．

普段は背は低く，横に拡がるように育ちます．葉は羽状複葉(pinnate compound leaf) で，ごわごわっとした感じで明るい緑をしています．Salvia candelabrum やSalvia ringens に近い種と思います．

花は大きく，下唇部には密線がくっきりとあります．開花前には細い茎を長く伸ばします．種まきしてからなかなか開花をしませんでしたが，4年目にしてやっと開花しました．花壇に植えていたのですが，冬の寒さでシュート頂(shoot apex) がダメージを受けていたからかもしれません．残念ながら開花した翌年には枯れて無くなってしまいました．

栽培記録
2006年春 頂いた種をまく (from Robin Middleton)
2009年春 開花
2010年春 残念ながら消滅

参考
耐寒性：-6℃，"SALVIAS II" Christine Yeo より．