Salvia holwayi
サルビア・ホルウェイ

グァテマラとメキシコ東南部のチアパス州 (Estado de Chiapas) の標高900-2,800m の地域が原産だそうです．このサルビアの種小名は，植物および菌類収集家であるEdward Willet Dorland Holway (1853-1923) の栄誉を称えて付けられています．

深紅の花色が印象的です．花序先端の苞葉の様子や葉の雰囲気は少しSalvia involucrata に似ていると思いました．花筒の中央が膨らんだ形となっています．普通は晩秋から初冬に咲くそうなので，花壇植えの場合は，咲いても霜に当たってすぐにだめになるかもしれません．背が高くなるようですが，実際支柱無しでは横にどんどん拡がります．

耐寒性は-4℃程度はあると思いますが，屋外でも冬越し可能と思います．最初の年は無加温のビニール室で冬越したところ，あまり葉を落とさず，3月中旬になって開花をしました．

栽培記録
2008年秋 山本花園から入手
2009年春 開花
2009年春 花壇植えに