Salvia dentata
サルビア・デンタータ

Salvia dentata は南アフリカ原産のサルビアで，Cape Townの北側の標高600から1500mの限られた地域に分布しているそうです．

Salvia africana に近い種ですが，葉の縁がギザギザしていることと，葉のサイズが全般的に小さいことで区別できます．種小名のdentata は「のこぎり歯状の」という意味です．葉の大きさは5mmから10mm程度，擦ると薬臭い香りがしました．

現地では最大で2mくらいまで成長するということですが，鉢で育てていますが2年目でせいぜい40cmというところです．根元付近からも枝分かれを盛んにして，時々剪定して育てています．

小さな葉に対して，花は大きく，数はあまり多くないですが美しいブルーの花を咲かせます．

耐寒性はあまり強くないと思います．屋外の無加温のビニール室で冬越ししましたが，ギリギリOKということろでした．

栽培記録
2013年春 頂いた種をまく (from Annette Wright)
2014年春 開花

参考
耐寒性：-5℃，"The New Book of Salvias"より．