Salvia daghestanica
サルビア・ダゲスタニカ

コーカサス山脈(Caucasus Mountains，=カフカス山脈) は，西の黒海と東のカスピ海に挟まれた地域を東西に走っています．旧ソ連のアゼルバイジャン共和国(Azerbaijan Republic)，グルジア共和国(Republic of Georgia)，そしてロシアに属しています．daghestanicaはロシア連邦に属するダゲスタン地方(Dagestan)を意味するそうです．

花ははっきりとした色で，小さいながらも綺麗です．葉が白い毛に覆われており，葉がこんもりと茂ってくると蒸れるので，途中で枝葉を整理した方が良いです．"The New Book of Salvias"ではロックガーデンに向くとありました．屋外の越冬はまったく問題がありませんでした．

このサルビアは，当初は"The New Book of Salvias"に記載されている通り，学名をSalvia canescens var. daghestanica としていましたが，亜種ではなく種で分類された方が適切という指摘があったことから，Salvia daghestanica としました．

栽培記録
2004年春 Seedhuntから種購入，種まき
2005年春 開花
2007年秋 夏の暑さで弱り枯死

参考
耐寒性：-10℃，"The New Book of Salvias"より．