Salvia clevelandii (Blue sage)
サルビア・クリーブランディ

サルビア・クリーブランディは，カリフォルニア原産のサルビアです．リング状に咲く花も大変美しいですが，全草から漂う甘い香りがとても素晴らしいです．香りの良さに関しては，サルビアの仲間の中でも，トップクラスではないでしょうか．

本によるデータでは，サルビア・クリーブランディの草丈は〜1.5mとありますが，1年間での成長はゆっくりしています．開花時で60cmくらいと思って育てるのが良いです．

耐寒性はまずまずあるようですが，冬の間にシュート頂(shoot apex)へのダメージが大きいとまず開花しません．花壇に植えた場合には冬に不織布で株全体を覆って寒さ対策をしました．冬越しと湿度の高い梅雨時の管理を考えると鉢植えの方が育て易いです．

なお，学名はプラントコレクターである Daniel Cleveland (1838-1929)に敬意を表し，付けられているそうです．

栽培記録
2000年春 日野春ハーブガーデンから苗購入，花壇に植え付け
2001年春 冬のダメージで相当に傷んだ
2002年夏 開花
2012年春 近所の園芸店で苗を購入，鉢植えで育てる
2013年春 開花

参考
耐寒性：-7℃，"The New Book of Salvias"より．