Salvia chiapensis (Chiapas sage)
サルビア・チアペンシス

メキシコのチアパス州 (Estado de Chiapas)で収集されたサルビアです．

耐寒性は弱く，強い霜に当たると枯れてしまいます．寒い時期の管理が面倒なので，寒さに弱いサルビアは，なるべく買わないようにしているのですが，春先に出回った開花鉢がとてもきれいだったので，購入しました．サルビア‘ローズシャンデリア’という品種名で流通しています．

美しい照り葉で，こんもりと茂るので，鉢植えにも向いています．うちでは，大き目のテラコッタに植えて，玄関前を飾っています．全体的に横に広がって行くので，ハンギングにも適しているそうです．ホームページに来て頂いている方からお聞きましたが，地植えにした場合は，かなり茂って立派な株になるそうです．

夏の暑さは苦手なのか，夏から初秋にかけては開花しませんでした．鉢植えの場合，夏の水やりを怠るとすぐにしなっとしてしまうので，多少日陰で管理した方が良いと思います．秋から液肥を与えたら，蕾をたくさん付けて11月に開花してくれました．

冬は屋外の無加温のビニール室で越しました．0℃以下にはなったと思いますが，地下部が生き残っていて，春になると枯れ枝の間からたくさんの新芽を吹きだしてくれました．

栽培記録
2001年春 開花鉢を園芸店で購入
2003年秋 水涸れで消失