Salvia carduacea (Thistle sage)
サルビア・カルドゥアセア

カリフォルニア原産の一年草のサルビアです．

最初は秋播きをしました．秋播きの方が大きく育つと聞いていましたが，過湿が原因なのか，春先に枯れてしまいました．中央に蕾も見え始めていたのでとても残念です．

再度，春播きでトライをしましたが，一つだけ発芽しました．Seedhuntからは，インスタントスモークという紙片が付属してきます．この紙片を水に浸して，その上に種を24時間置いておくそうです．どれほど効果があるかどうかは分からないですが，他のサルビアにはあんなものは付いていませんので，それなりに効果が実証されているのだと思います．

発芽後，大事に鉢で育てましたが，草丈15cmにも満たないミニサイズで開花しました．"A book of Salvias"によれば，雨が多い場所では，1mにも達するそうですが，乾燥地では矮小化するそうです．

このサルビアの花はとても変わった形をしています．下唇がいくつにも裂けていますね．それから，オレンジ色をした葯(anther)も特徴的ですね．ガクは密集しており，葉の形からも「アザミ」を連想します．英名Thistle sage のthisleとはアザミのことです．ぎざぎざの葉は白っぽい毛で覆われています．

栽培記録
2001年秋 頂いた種をまく (from むむむさん)
2002年春 Seedhuntから種購入，再度種まき
2002年夏 開花