Salvia mexicana (Mexican sage)
サルビア・メキシカナ

購入した時のタグには，宿根サルビア「ブルーマジェスティ」の名がありました．

花，茎，葉の形などからSalvia mexicana の一品種と思われます．Salvia microphylla と同様に，花冠内の基部付近に"pair of papilliae"(一対の突起物)が存在します．

晩秋にかなり濃いブルーの花を咲かせます．花序は長くラベンダーセージと同じくらいの長さです．葉の雰囲気も少し似ています．たまたまその年の霜が早い時期に来ると，開花期がとても短くなってしまうのが少し残念な所です．

成長は異常に速く，夏前に一気に1.5m近くになってます．分枝を良くする為に，初夏にピンチしておいた方が良いです．

あまり耐寒性は良くなさそうなので，冬越しは，根元を腐葉土などでしっかりマルチングして行っています．以前は，花の終わった晩秋に地上部から20cmくらいを残して切り戻しをしていましたが，春の新芽が出て来てから昨年の古い枯れた茎を切る方が，植物へのダメージが少なくて良いと思います．

栽培記録
1998年春 近所の園芸店で購入
1998年秋 開花

参考
耐寒性：-2℃，"SALVIAS" Christine Yeo より．