Salvia blepharophylla (Eyelash leaved sage)
サルビア・ブレファロフィラ

サルビア・ブレファロフィラは，サルビアの庭の2000年度シーズンのベスト新人賞です．花の形が非常に整っていてハンサム，はっきりとした赤色花と緑のガクの組み合わせもGoodでした．

blepharophylla とは，ギリシャ語由来で「睫毛(eyelash)のように縁取られた葉」というような意味だそうです．

実は，苗を植える時期を失敗してしまって危うく枯死するところでした．3月終わり頃に苗が届き，4月になってから植え付けたのですが，その後の寒波で多くの葉っぱが茶色になり枯れました．植え付け直後の苗は，カタログにある耐寒温度よりも高い温度でだめになってしまうので，要注意です．

翌年は，ランナーが周囲に伸びて，最初に植えた場所から少し離れたいくつかの所から芽が出てきました．花壇の仕切りにレンガを使っているのですが，その下をくぐって花壇の外から芽を出したものもあります．

草丈は最初の年と同様，せいぜい30cm止まりです．地中で生き残るので，耐寒性はなかなかある様です．まだそれほどでもないですが，そのうちミントの様に大きく暴れるかもしれません．

栽培記録
2000年春 日野春ハーブガーデンから苗購入
2001年春 花壇の外に飛び出して成長

参考
耐寒性：-7℃，"A Book of Salvias"より．