Salvia amarissima
サルビア・アマリッシマ

Salvia urica の近縁です．種小名のamarissimaは「苦い」という意味だそうで，試しに葉を少しかじってみましたが，確かにかなり苦かったです．

6月に蕾を付け始めて開花しました．花の上唇部は小さく，下唇部は拡がり白い蜜標があります．花の色は青ですが，写真よりはもっと紫がかっています．葉の先は尖っていて，茎やガクには毛が多く生えており，茎の基部に比べ中間部が赤くなっているのが特徴です．鉢で育てたので，背の高さは80cmくらいです．

タネを頂いた方によれば，日当たりが良い場所では花が落ちやすいそうです．多くの花を一度に写真に収めるのは難しそうです．

寒さにはさほど強くなさそうと思い，鉢で育てて最初の年の冬は玄関の中に取り込みました．2年目の冬は，鉢のまま軒下に置きましたが，株元の新しい芽が冬の間ずっと緑のままで，寒さには意外に強いことが判りました．

栽培記録
2006年春 頂いた種をまく (from Robin Middleton)
2007年夏 開花
2009年春 花壇植えに

参考
耐寒性：-3℃，"SALVIAS" Christine Yeo より．