Salvia aurea
サルビア・アウレア

サルビア・アウレアの原産は南アフリカのCape of Good Hope(喜望峰)周辺で，海抜の低い砂地や岩場に生えているそうです．

種小名のaureaは黄色を表します．蕾はまさに黄金色ですが，開花すると茶色っぽいオレンジ色になります．

種まきをしてから2年経過して，やっと少しだけ花が付きました．とても花付きが悪いようですが，Webなどで調べると結構豪華に咲いている写真を見かけます．ここの気候が合わないのかもしれません．

葉は，ややねじれた感じのする銀灰葉．鉢植えにしていますが，なかなか美しいです．冬場は葉がかなり傷みますが，我が家では屋外でなんとか冬越し可能です．

なお，このサルビアは，当初リンネ(Linnaeus)によってSalvia africana-lutea (Linn., Sp. Pl. 26. 1753) とされましたが，国際植物命名規約 (Div.II, Chapt.III, Sect.4, Art.23, Ex.15 参照)により2つの形容詞の組み合わせは正しい種小名と認められず，現在は，Salvia aurea (Linn., Sp. Pl. ed. 2:38. 1762) が正しいとされています．

栽培記録
2002年春 Seedhuntから種購入，種まき
2004年春 開花
2013年春 苗を頂き，鉢植えで育てる (from めめさん)

参考
耐寒性：-7℃，"The New Book of Salvias"より．