冬の寒さはとても厳しかったが，今年は春先の気温が高く，サルビアの開花も少し早かった．カリフォルニア原産のサルビアは春に開花するが，今年は種類がいつもより多いのでここで特集してみる．
まずはサルビア・レウコフィラ，学名は「白い葉」を意味する．2005年に種を播いて育てて，それからずっと玄関前の鉢にいる．昨年，大き目の鉢に替えたら，今年は花の数が多くなった．
Salvia leucophylla
2013-05-03
Salvia leucophylla
2013-04-16
次はサルビア・メリフェラ(ブラックセージ)．2001年に苗で買った初代は強風に日に茎が根元から折れてしまいダメになってしまったが，この写真のものはこぼれ種から芽を出したもの．
花にはたくさんの蜜があり蜂に好まれるそうだが，実際にミツバチが目ざとくこのサルビアを見つけて，小さな花から一生懸命蜜を集めていた．受粉も助けてくれている．
Salvia mellifera
2013-04-27
そしてサルビア・クレベランディ．数あるサルビアの中でも最も香りの良いサルビアの一つ．玄関前に鉢が置いてあるが，毎日夜に帰宅するときに香りが出迎えてくれる．蕾が次々と上がってきているので，これから花が増えてゆくだろう．
Salvia clevelandii
2013-05-06
Salvia clevelandii
2013-05-11
サルビア・ムンジは昨年の春に種まきしたもの．ブラックセージやサルビア・クレベランディなどに近い種ではあるが，葉や花のサイズはとても小振り．耐寒性が良く分からないので無加温のビニール室で冬越ししたが，カリフォルニア原産のサルビアの中ではいち早く蕾を付けた．やはりわが庭での初開花は嬉しい！
Salvia munzii
2013-04-14